本書ではWindows 2000 Server上で動作するSDP-RIP Ver.4.0を前提に,クライアントWindows XPマシンでプリンタを作成する一般的な方法について記しています.

この手順は大きく分けて次のステップを要します.

ステップ1:SDP-RIP用PCにて,NT Inputチャンネル・プリンタの追加
ステップ2:SDP-RIP用PCのNT InputプリンタにクライアントWindows XPのユーザー名の登録
ステップ3:クライアントWindows XPにて,共有プリンタの接続

ステップ1

SDP-RIPで入力チャンネル「NT Input」を設定する手順につきましては,SDP-RIPマニュアル付属ドキュメント「NT Input出力設定」をご参照下さい.(SDP-RIP Ver.4.0プロダクトCDではDisk1\Doco\Japanese\Windows2000フォルダ内にPDFファイル「NTInput_Win2k.pdf」を収録しています)

【2012.09.14更新】
SDP-RIP用PC(Windows Server 2003版)での操作は既刊TSD Information Vol,0707「NT Inputセットアップ」をご参照下さい.
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ステップ2

ここでは,ステップ1で作成したプリンタにクライアントWindows XPのユーザー名を登録します.
事前にクライアントWindows XPのログオンユーザー名をご確認下さい.(ここでは仮に「SDP」とします)

1)SDP-RIP用コンピュータのスタートボタン>プログラム>管理ツール>「コンピュータの管理」を選択します.「コンピュータの管理」画面で,ローカルユーザーとグループ>「ユーザー」をクリックします.

2)「コンピュータの管理」画面で「操作メニュー」>「新しいユーザー」を選択します.

3)「新しいユーザー」画面で以下の設定を行ないます.
a.「ユーザー名」欄にクライアントWindows XPのログオンユーザー名を入力します.(例:SDP)
b.「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」チェックを外します.
c.「作成」ボタンをクリックします.
d.「閉じる」ボタンをクリックします.

4)「コンピュータの管理」画面を閉じます.

5)スタートボタン>設定>「プリンタ」を開き,ステップ1で作成したプリンタのプロパティを表示します.

6)「セキュリティ」タブをクリックして「追加」ボタンをクリックします.

7)「ユーザーまたはグループの選択」画面の名前一覧から「クライアントWindows XPのログオンユーザー名」を選択して「追加」ボタンをクリックします.続けて「OK」ボタンをクリックして画面を閉じます.

8)プリンタのプロパティの「セキュリティ」画面に戻って次の操作を行ないます.
a.「名前」の一覧から「クライアントWindows XPのログオンユーザー名」を選択します.
b.「アクセス許可」欄で「印刷」「プリンタの管理」「ドキュメントの管理」の許可にチェックを入れます.
c.「OK」をクリックしてプリンタのプロパティを閉じます.

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ステップ3

ここからはクライアントWindows XPマシンでの設定となります.

【前準備】
SDP-RIP用コンピュータにて,SDP-RIPを起動して「入力開始」状態にします.(懐中電灯マークのアニメーションが表示されます)

1)クライアントWindows XPコンピュータで,スタートボタン>「プリンタとFAX」を選択して,ステップ1で作成したプリンタがマウントされている事を確認します.該当するプリンタ名を右クリックしてプロパティを選択します.

※ステップ1で作成したプリンタが見当たらない場合は,ネットワーク上でSDP-RIP用コンピュータ名・プリンタ名が表示される事をご確認の上,しばらくお待ち下さい.

※しばらく待ってもプリンタが自動認識されない場合は,スタートボタン>「プリンタとFAX」を選択して「プリンタのインストール」を実行して下さい.
プリンタのインストールに必要なファイルはSDP-RIP Ver.4.0プロダクトCDのDisk1\Japanese PPDsフォルダ内に保存してあります.

2)プリンタのプロパティ画面の「全般」タブで「印刷設定…」ボタンをクリックします.

3)「印刷設定」画面の「レイアウト」タブで「詳細設定…」ボタンをクリックします.

4)「詳細オプション」画面では以下の設定を行います.
a.「用紙サイズ」はドキュメント用紙サイズに合わせます.
b.「TrueType フォント」は「ソフトフォントとしてダウンロード」を選択します.
c.「PostScript オプション」を展開します.
d.「PostScript 出力オプション」は「エラーが軽減するよう最適化」を選択します.
e.「TrueTypeフォントダウンロードオプション」は「NativeTrue Type」を選択します.
f.「PostScript エラーハンドラを送信」は「いいえ」を選択します.
g.「OK」をクリックして,「印刷設定」画面に戻ります.

5)「印刷設定」画面で「OK」ボタンをクリックして,プリンタのプロパティ画面に戻って下さい.

6)プリンタのプロパティ画面の「デバイスの設定」タブをクリックして以下の設定を行ないます.
a.「アウトラインとしてダウンロードする下限フォントサイズ」を1ピクセルとします.
b.「ビットマップとしてダウンロードする上限フォントサイズ」を1ピクセルとします.

c.「フォント代替表」を展開します.
d.フォントリストをスクロールダウンして,すべてのフォントを<Don’t Substitute>もしくは「置き換えしない」に設定します.

設定は以上になります.
プリンタのプロパティ画面「全般」タブの「テストページの印刷」ボタンをクリックして,テストページデータがSDP-RIPで出力されることをご確認下さい.
「OK」ボタンをクリックして,プリンタのプロパティ画面を閉じて下さい.