本書では,SDP-RIP の各種設定およびRIP 搭載フォントのバックアップとリストアの手順について記しています.
昨今コンピュータの信頼性は飛躍的に向上しておりますが,それでもなお,ハードディスクの故障やその他外的要因による不意のトラブルは避けることができません.また,一般的にRIP ソフトウェアの設定は,お客様のご使用方法に応じて,時間の経過とともに複雑化する傾向にあります.
RIP ソフトウェアのバックアップが無い状態でのコンピュータトラブルは,その復旧に多大な時間を要し,引いてはシステム全体の停止時間の拡大につながります.
万が一のコンピュータトラブルに備えて,本書記載の方法で,お客様ご自身で定期的にRIP のバックアップを実施していただくようお願いいたします.
1.SDP-RIP のバックアップ
以下の手順で,「RIP の設定」と「RIP 搭載フォント」のバックアップファイルを作成します.作成したファイルは,必ず,RIP 用コンピュータとは別のディスク(もしくはメディア)に保管してください.
- RIP 用コンピュータのSDP-RIP フォルダを開きます.
- Utilities フォルダを開いて,以下のファイルが存在することを確認します.
・BackupConfiguration.ps (またはBackupConfiguration_2.ps: 2012年追記)
・BackupFonts.ps
- SDP-RIP を起動します.
- SDP-RIP メニュー>ファイルをプリントするを選択します.
- ファイルを選択する画面が現れますので,2)項で確認した「BackupConfiguration.ps」ファイルを選んで,プリントボタンをクリックします.
- 引き続き4)項の操作を行い,「BackupFonts.ps」ファイルを選んで,プリントボタンをクリックします.
- SDP-RIP のUtilities フォルダを開き,「CONFIG.PS」ファイルと「FONTS.PS」ファイルを別のディスク(もしくはメディア)に保管してください.
註1:「CONFIG.PS」ファイルにはRIP 設定が,また「FONTS.PS」ファイルにはRIP 搭載フォントがバックアップされています.
2.RIP のリストア
SDP-RIP のインストール後に以下の操作を行うことで,「RIP の設定」と「RIP 搭載フォント」をバックアップ時の状態に復元することが可能です.
- バックアップしていた「CONFIG.PS」ファイルと「FONTS.PS」ファイルをSDP-RIP 用コンピュータの任意のフォルダにコピーします.
- SDP-RIP を起動します.
- SDP-RIP メニュー>ファイルをプリントするを選択します.
- ファイルを選択する画面が現れますので,1)項でコピーした「CONFIG.PS」ファイルを選んで,プリントボタンをクリックします.
- 引き続き3)項の操作を行い,「FONTS.PS」ファイルを選んで,プリントボタンをクリックします.
註2:本書の手順ではWindows Server OS 上の設定(追加プリンタ,ネットワーク設定,等)は復元されません.これらにつきましては,別途,個別に再設定してください.
註3:バックアップファイル(CONFIG.PS/FONTS.PS)は,それらを作成したSDP-RIP と同一のバージョンでのみリストアが可能です.異なるSDP-RIP バージョンではご使用いただけません.