Finderのブラウズ
サーバへ接続
起動時にマウント
Windows 2000 Serverへの接続
Windowsブラウジングサービスについて

Finderのブラウズ

Finderのネットワークブラウズで次図のように表示された場合,各々のアイコンは下記の内容を意味します.

  Local
  ネットワーク内のコンピュータを表示します.

  WORKGROUP
  Windowsの既定のワークグループ内のコンピュータを表示します.

  Servers
  MacOSⅩの起動ディスク内容を表示します.

サーバへ接続

Finderのネットワークブラウズで目的のコンピュータ(サーバ)が表示されない場合,移動メニュー>サーバへ接続を選択します.
a.サーバがMacintoshの場合は「サーバアドレス」欄に「afp://IPアドレス/共有フォルダ名」を入力します.(afpは省略可)

b.サーバがWindowsの場合は「サーバアドレス」欄に「smb://IPアドレス/共有フォルダ名」を入力します.

起動時にマウント

MacOSⅩ起動時に「サーバの共有フォルダ」をマウントしたい場合は,以下の操作を行います.
1)「サーバの共有フォルダ」をマウントし,デスクトップにエイリアスを作成します.

2)MacOSⅩのシステム環境設定を起動し「アカウント」をクリックします.

3)「起動項目」パレットを表示して,「+」ボタンをクリックします.

4)ファイルを選択する画面が現れますので,1)項で作成した「サーバの共有フォルダ」のエイリアスを選択して「追加」ボタンをクリックします.

5)アカウントの起動項目に追加された事を確認して,システム環境設定を終了します.

Windows 2000 Serverへの接続

Windows 2000(NT)Serverで1つのフォルダに「Macintosh共有」と「Windows共有」が設定されている場合,クライアントMacOSⅩからはAppleTalk(AFP)での接続と,Windows(SMB)での接続のいずれか一方を利用可能です.各々の接続方法の相違点を以下に記します.
a.MacOSⅩからAppleTalk(AFP)で接続
 プロトコルにAppleShareを使用しますので,ファイル転送速度がb.法に比較して低速となります. また,Windows 2000(NT)Serverの共有フォルダに「.DS_Store」という名前のファイルが1つ生成されます.

b.MacOSⅩからWindows(SMB)で接続
 AppleTalk(AFP)に比較して高速なファイル転送が可能です.但し,この方法では,Windows 2000(NT)Serverの共有フォルダにコピーしたファイルに対して「._ファイル名」という名前のファイルが生成されます.
 なお,a.項と同様にWindows 2000(NT)Serverの共有フォルダに「.DS_Store」という名前のファイルが1つ生成されます.

SDP-RIPのスプールフォルダ出力を行う場合は,不要ファイルが多数生成されない「a.AppleTalk(AFP)での接続」の方法を推奨します.

Windowsブラウジングサービスについて

新たにMacOSⅩを導入した際,稀に既存Windowsネットワークのブラウジングサービスに,(1)ネットワーク上のコンピュータが見えなくなる,(2)ネットワーク上のコンピュータ名が文字化けする,といった不具合が発生するケースがあるようです.

このような場合,MacOSⅩを最新の状態にアップデートして下さい.また,なおも症状が改善されない場合は,MacOSⅩの「Windows共有」を停止してみて下さい.

以上,よろしくお願いします.